『AMOR UND PSYCHE』(アモルとプシュケ)は、ギリシャ神話に登場する愛の神アモル(エロス)と美しい乙女プシュケの物語を描いた作品で、西洋美術や文学で頻繁に取り上げられており、今回出品の1882年刊、ポール・トゥマン(Paul Thumann)による挿絵入り版は、その中でも特に美しく評価の高い一冊です。トゥマンの挿絵は、当時の銅版画技法を駆使した細密な線画で、アモルとプシュケの愛の試練を詩的に表現していて夢幻的な雰囲気と神話的な壮大さが融合したイメージが特徴の繊細かつ優雅な挿絵に魅了されます。装丁は19世紀の美しい書籍デザインが施され細部までこだわった装飾が見られます。また、ゴシックや新古典主義の影響を受けたエレガントなタイポグラフィも目を引きます。状態は経年による表紙の傷み、上部に水シミ(写真7番目)、ページに汚れ、フォクシングは見られますが大きな破れ、緩みは見られず美しいイラストを十分に堪能することができます。書名:「AMOR UND PSYCHE」アモルとプシュケ著者:ロバート・ハメリング挿絵:ポール・トゥマン出版:ライプチヒ・Adole Titze社発行:1882年言語:ドイツ語装丁:クロス装 三方金サイズ:29.8cm×22.1cm頁数:142ページ#気になる洋書はこちら。洋書 ENGLISH LITERATURE IN THE SIXTEENTH CENT。ラフカディオ・ハーン 小泉八雲 「日本瞥見記」 知られぬ日本の面影 1894年。REDUTE ルドゥーテ バラ。サラ・ヴォーン カーメン・マクレエ ニーナ・シモン 来日 日本公演 パンフレット。洋書 KEATS'S MAJOR ODES: Jack Wright Rhodes